about how do you feel to be called "gaijin"?
[English script]
Hello, this is Roam About Japan, and I'm your host, Katsuo. In this podcast, we explore Japanese culture and tourist destinations from a Japanese perspective.
Today's topic is why Japanese people refer to foreigners as "Gaijin-san" or "Gaijin". I've always wondered if the meaning of "Gaijin-san" differs between Japanese and foreigners, so let's dive into it.
I've heard since childhood that foreigners dislike being called "Gaijin". Recently, I saw a video of an American YouTuber living in Japan expressing discomfort when referred to as "Gaijin".
To Japanese people, "Gaijin-san" simply means "someone from a foreign country." I believe most Japanese use this term without any discriminatory or exclusionary intentions. When referring to foreigners at work or in the neighborhood, Japanese people typically use specific nationalities like American or French rather than just "Gaijin".
Additionally, many Japanese use "Gaijin-san" instead of "Gaijin" as a form of respect, as it's considered a polite version of the term. This alone should indicate that it's not used in a negative context.
Now, let's consider why foreigners may feel alienated when called "Gaijin-san". I believe it might be due to the translation of "Gaijin" to "Foreigner" in English. Researching "Foreigner" online, I found explanations suggesting it carries negative connotations when used to describe others, which could contribute to the discomfort.
Unfortunately, there are some Japanese individuals with discriminatory beliefs, although they are a minority. However, many Japanese genuinely want foreigners to have a positive experience in Japan and create good memories. So when called "Gaijin-san", I hope you can feel welcomed.
That wraps up today's episode. Thank you for listening. You can find the English and Japanese transcripts on our website. If you have any feedback or requests, please email us at roamaboutjapan@gmail.com. See you in the next episode!
[Japanese script]
こんにちは、Roam About Japanです。ホストのカツオです。この番組では日本人の視点から見た日本の文化や観光地などについてお話をしていきます。
今回のテーマは、なぜ日本人は外国人に対して「外人さん」というかです。「外人さん」という言葉の意味が日本人と外国人とでは異なっているのでは感じたため、深掘りしてみたいと思います。
私は子供の頃から外国人を外人さんと呼ぶと外国人が嫌がるという話を聞いていました。最近も日本に住むアメリカ人のYoutuberも「外人さん」と呼ばれると疎外感を感じると話しているのを動画で見ました。
日本人からすると「外人さん」という言葉は、「外国から日本に来た人」という意味で使っていると思います。外人さんという言葉を「日本人以外の人」というような差別的や区別的な意味で使っている人はほとんどいないと思います。
外国人であっても職場の同僚や近所の住人などどこの国の出身かを知っていれば、外人とは呼ばずにアメリカ人やフランス人など何人かで呼ぶ方が一般的です。
また多くの日本人は、外国人を指す時に「外人」ではなく「外人さん」いう言葉を使います。「外人さん」は「外人」いう言葉の敬語です。これだけでも決してネガティブな意味で使われていないと分かっていただけるのではないでしょうか。
このエピソードを聞かれている方は、ご自身が外国で間違った国名で呼ばれると不快に感じますか?
戦後の日本ではアメリカからの影響が強く、日本で外国人を見かければアメリカ人と決めつけてしまい、アメリカ人以外の人が不快に感じたという話も多く聞きました。
言葉の通じない外国人旅行客に対して出身国を間違う失礼がないように、外人さんと呼ぶことは日本人なりの気遣いとも言えると思います。
それではなぜ外国人が「外人さん」と呼ばれると疎外感を感じるのかを私なりに考えてみました。私の答えは、「外人」を英語の「Foreigner」に訳すからではないでしょうか。インターネットでForeignerについて調べて見ると、他人に対して使用するとネガティブや意味を持っており、失礼になるという説明を見かけました。また外人という漢字も直訳すると「外の人」という意味のため、より誤解を招いたのではないでしょか。
最後に残念ながら日本人にも差別的な思考を持っている人が、少数ですが存在しているのは事実です。しかし多くの日本人はせっかく日本に来ていただいた外人さんに対して、少しでも日本でよい思い出を作って欲しいと考えています。外人さんと呼ばれた時には、ぜひ歓迎されていると思っていたいただけると嬉しいです。
今回のエピソードはこれで終わりです。お聞きいただきありがとうございました。英語と日本語の原稿をウェブサイトで公開していますので、よろしければ詳細欄のリンクからご覧ください。またもしご意見やリクエストがありましたら、roamaboutjapan@gmail.comまでメールをお願いします。ではまた次のエピソードで。